■2013年11月29日の「今日のことば」■
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《他人を変えようという試みが私たちにおよぼす影響》
いくら他人を変えようとがんばったところで、私たちにとっても 相手にとっても好ましい結果が得られることはめったにありません。 1.たいてい失望する 他人を変えようとしても、相手にはそれは拒む権利があります。 結局、私たちは望んでいた「成果」が得られずに 失望することになります。 2.自分の問題を解決しそこなう 自分が抱える問題のほとんどを作りだしたのが自分だという 事実を見逃しがちです。苦境に陥ったとき、 「自分はそれについて何ができるか」という建設的な 視点からではなく、「自分はこんな目に遭った」という 被害者の視点から状況を把握しようとするのは、その表れです。 結局、他人が問題を解決してくれるのを待っているうちに、 私たちは同じ問題を何度も経験するはめになります。 3.多くの人を遠ざける 自分が正しいと確信し、「自分の信念に合うように他人が 変わるべきだ」と思い込むと、高慢ちきな人物になります。 あまり偉そうに振る舞うと、周囲の人から 「この人は自分を何様だと思っているんだ!」 と反感を抱かれてしまいます。 4.親密な関係を台無しにする あまりにも多くの人が、 「親密な関係になれば相手を作り変える権利を手にした」と 思い込んでいます。しかし、自分の期待どおりに相手が 変わることを求めるのは、恋愛関係ではほぼ致命的です。 自分の思いどおりに相手を変えようとすると、 相手をみじめな気分にさせてしまうからです。 以上のように、他人を変えようとすることは、 幸せを手に入れる方法ではないことは明らかです。
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上記のようなことは、なんとなくわかっていても、
伴侶、子ども、両親、友人、恋人、仕事の同僚など、 親しくしている人の言動で、気にくわないところがあると、 「ああ、あそこをこう直してくれたらどんなにいいか」とか 「あの性格は直した方がいい、あれではみんなから嫌われる」 「家族として恥ずかしい、直さなければ…」 などと思うことはよくあります。 そして、気になると、さらに気になり、 「なんとかしなくちゃ、彼(彼女)のために」 などと思い込んでしまい、注意や忠告することもあります。 しかし…忠告したところで、やんわり注意してみたところで、 いっこうに直らないし、それどころか、 「そんなふうに偉そうに言う態度が気にくわない、 みんなそう言っている、それを直してから言って」 などと、反撃を食らうことさえあります。 そして、そのことで言い争ったり、意地になったり、 あまりいい結果にはならなかった…なんてことも多くあります。 この本では、なぜそうなるかというと、 「他人に変わるように求める権利は誰にもないし、もし他人に 変わるように求めるなら、他人が私たちに変わるように 求める権利も認めなければならない」といっています。 そして、変わる変わらないで争ったり、イヤな思いをするなら、 自分の考え方や気になり方、相手への対し方などを変えた方が いいし、現実的だといっています。少なくても、 「他人が私たちの思いどおりに行動してくれる」 と、信じるのはあまりにも自己中心的な態度だと 自覚しておいた方がいいとも。 相手に「変わってほしい」と思うところは多々ありますが… 相手も、そう思っているのかもしれませんね~ お互いさま、なところも多くありそうですから、 他人を変えようとする前に、 「まず、他人の言動が気になる自分から」ということで、 片目をつぶって相手をみたり、大きな目でみたり、 気にしないようにこちらが大きな心を持つ方がいいのでしょうね。 |
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