■2013年11月28日の「今日のことば」■

「今日のことば」

私たちは様々なプロセスを体験することで、
知らず知らずのうちに価値観が変わっていき、
ものの見方も変わっていきます。
そして、後になってみて
「ああ、あれはそういうことだったんだな」
とうなずいて、こだわっていたものを
楽に手放すことができるようになります。

人生は
「プロセスを受け入れることが上手になるための
　レッスンの繰り返し」
ともいえるのです。

		出典元	こころの力が広がるとき
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	中島 勇一

まゆの感想

長い間生きてても、
「ああ～そういうことだったのか」
「なるほど～そうだったのか」
「あ、わかった、これで腑に落ちた！」
などと気づくことは、まだまだ多くあります。

そのたびに、
「じゃ、こういうことも言えるんだな」
「こうも考えられるのか、なるほど～」
「そっか、じゃ、本当はこうだったのかもしれない」
「もしかしら、私の考え方は間違っていたかも…」
などと、自分の今までの考え方が変わったり、
今までの考え方にプラスになっていくこともあります。
そういうことに気づくたびに、それが体験となり、
自分が大きくなっていくように感じます。

このとき、
「でも、違う、私の見方のほうが正しい」
「それはこうだから、こうなったのであって本当はこうだ」
「こう見えるけど、絶対に違う」
などと否定すると、いつまでたっても自分が小さいままです。
そう思いたいときもありますが、そんなときには、
「私の方が正しいと思うけれど、こういうこともある」
と、まずは、受け入れてみることが大切なように思います。
違うことを受け入れながら、正しいと思う自分の思いを
維持していけば、それでいいのですから。

自分の考えや思いやこだわりは、今が完全なものではなくて、
ときとともに、体験とともに変わっていくもので、
それを上手に受け入れていくほうが、生きやすいように思います。