■2013年08月28日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「ごめんなさい」というお詫びの言葉を
素直に口にできるかどうかは、 その後の人間関係がよくも悪くもなっていく分かれ目です。 「ごめんなさい」のひと言があったおかげで、 心の距離が縮まるということもあります。 ですから私は、失敗して 相手に迷惑をかけてしまうことが悪いのではなく、 失敗した後のフォローができないことのほうが ずっと悪いのだと思っています。 なぜって、人は時には失敗をしてしまいます。 お互いに迷惑をかけたりかけられたりしながら 許し合っていくことで、より親密な関係が築かれて いくものだからです。
まゆの感想
誰かに、迷惑かけたなぁ、待たせたなぁ、悪かったなぁ…
申し訳なかった…と思ったら、素直に、頭を下げて、 「ごめんなさい」と言った方がさっぱりします。 だって、そう思っていたのですから。 それを、ぐちゃぐちゃと言い訳し始めると、 自分も相手の気持もぐちゃぐちゃとしてきます。 素直にすぐに言ってしまえばすむものが、 なかなか言えなくなってきてしまうのです。 例えば、遅刻したら、まずは「ごめんなさい」が先。 決して言い訳が先ではないと思います。 言い訳した後は、自分を正当化した後ですから、 「ごめんなさい」なんて言う気になれない、 なんてことにもなりますからね。 「わかってよ、この事情」という感じで。 でも、自分の「遅れた事情をわかってよ」より、 相手を「待たせて悪かった」というその気持ちを先に伝えた方が、 人間関係はうまくいきますよね。 事情があったら「ごめんなさい」の後から言えばいいのです。 素直に「ごめんなさい」と、頭をさげて謝れる人を見ると、 その人のこと、見直したりしませんか? 時には、自分にない人間力を感じたり、 すごさを感じたりしませんか? しかしながら、連発する人は、信頼されなくなる、という 実は、そんな大きな力がある言葉だと思うのです。 |
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