■2013年07月12日の「今日のことば」■
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人が生きていること自体、すでに誰かに迷惑をかけています。
それに気付いていない人が意外に多い。 人は生きている限り、誰かに迷惑をかけるということを 消すことはできません。(略) 迷惑をかけているのか、いないのか。 それは相手の受けとり方によってもまちまちです。 「ありがた迷惑」という言葉があるように、 自分ではよかれと思ってやったのに、 相手にとっては、迷惑だったということもあります。 「迷惑をかけないようにしよう」といつも神経質に考えていると、 そこに無理が入ったり、ウソが入ったり、ごまかしが入ったり、 いい子ぶったりと、マイナスが起きてきます。(略) だから「人に迷惑をかけるな」と言うよりも、 「人は人に迷惑をかけてしまうものだけれど、そこに甘えたり、 当たり前の感覚を持ったり、膨らませてはいけないよ」 ということを子どもに教えるべきなのです。 私なら「迷惑をかけない」ということをもっとポジティブにとらえ 「人が喜んだり、うれしいと感じることをしなさいよ」と言います。
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「誰にも迷惑をかけてないんだから、いいじゃないか」
などとと言い放って、路上にたむろしていたり、 勝手にゴミを集めて、ためていたり、 電車の中で、お化粧道具を広げてお化粧をしたり、 などなど、よくTVにも出てきます。 その人たちは、誰にも迷惑かけてないと思っているのでしょうが、 いるだけで迷惑、見ているだけで不愉快で迷惑、 なんて感じることはあります。 しかし、「他人にだけは迷惑をかけるな」とあまりに 強く思いすぎると、何もできなくなったり、無理がでたりして、 気づいた時には、大きな迷惑をかけることになったりもします。 人間生きているかぎり、迷惑をかけることもあると自覚して、 かける迷惑を最小限におさえるようにし、 そして、かけたときには、素直にあやまったり、感謝したり、 次には、かけないように注意していくということが、 大事なように思います。 また、迷惑をかけられることもあるでしょう。 あまりに大きな迷惑には、しっかり対処するべきだと思いますが、 自分の中で対処できる迷惑なら、あまり神経質にならず、 「お互いさま」と思って、大きな気持ちで対処していくことが、 生きやすさにつながっていくように思います。 |
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