■2012年12月10日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
僕は人の話を聞いたり、本を読んだりして、
ピピッと心に響いた言葉やいい話は、 忘れないようにメモを取ります。 今度だれかに話すときのために、相手が信用してくれそうな 人物名や場所、名称、年代、といったポイントを メモしておくのがコツです。 ただ漠然と話をするだけだと、相手には嘘か真実か わかりにくいのですが、信用してくれそうな 出典なり年代をインプットしておいて、話すときに こうした情報を付け加えれば、「へぇ~なるほど」と すんなり受け止めてもらえるからです。 こうしてメモしたカードを、僕は「ネタカード」と称して ため込んでいますが、ポイントは、ため込むだけでなく、 できるだけ早く、できれば3日以内に、この「インプット」した 情報を「アウトプット」するように心がけることです。 つまり、いい話は他の人の話すのです。 それもできるだけ多く、最低5人と僕は決めています。(略) ヘンな言い方ですが、「インプット」だけだとかえって、 「インプット」そのものがうまくいかず「アウトプット」があって はじめて「インプット」がより確かになるということに、 僕は気づいたのです。 聞いてわかったつもりになっていても、いざ話そうとすると 意外に記憶があいまいで、たどたどしく、なかなか思うようには いかないものです。 ところが、2回、3回と人に話す回数を重ねると、 だんだん不確かなところも思いだし、 5回目ともなると、もうほとんどスラスラと、 自分のオリジナルの情報のようになっていきます。
まゆの感想
このようにして、インプット情報や知識を何度か人に話すと、
「自分の中でそのことが確かになり、 それによって相手にも確実に伝わるようになります。 そこまでいくと、「いい話だね!」と感心されたり、 「いやあ、営業トークに使えるよ」と感謝されたり、 一石二鳥にも三鳥にもなり、さらにそこから 人間関係が広がっていったりするのです」 と、いうことです。 この話はいい話だから、誰かに教えよう、伝えようとするとき、 頭でいったん整理し、組み立て、そして誰かに話すと 伝わりやすくなるということは、私も何度も経験しています。 話してみると、ここが確かじゃないとか、忘れているところにも 気づいたり、補足できたり、質問にも答えられるようになったりして 徐々に自分の話となっていきます。 その話をメールなどで「いい話だよ~」などと、送ると、 (よくやりがちなのですが…) 覚えないし自分のものには、なりません。 いい話、いいことば、自分の中に響いた話、ことばがあったら、 自分の中で、しっかりと役立てるものにするためにも、 中村さんのように、5人とはいかなくてもせめて2~3人は、 「実際に話していく」といいのでしょうね。 できれば、3日以内に…やってみようと思います。 |
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