■2012年12月06日の「今日のことば」■

「今日のことば」

相手のしてくれたことがうれしかったり、
ありがたいという気持ちになったりしたときは、
心の中にしまっておかず、それをきちんと伝えましょう。

人というものは、感謝されると幸せな気分になって、
感謝してくれた人を好きになるものです。
しかも、その感謝の気持ちにまた応えたくなるのが
人情というものではないでしょうか。
いっそう誠意を尽くすこともあるでしょう。

しかし、心の中では感謝していても、
その気持ちを行動で伝えなかったらどうでしょう。
次回はそれまでのようにきちんとやってもらえないかもしれないし、
悪くすると、何もしてもらえないかもしれません。
けれども、感謝の気持ちを行動で表したら、
たいていの人は、次回はもっとがんばってくれます。
「ありがとう」は、口に出すことが重要です。

		出典元	チャンスがやってくる15の習慣
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	レス・ギブリン

まゆの感想

「ありがとう」を言うにも、上手な言い方はあり、
この言い方をマスターすれば、自分の貴重な財産になる、
と、この本では、５つのコツを伝授してくれています。

　◎心をこめて「ありがとう」を言う
　◎感謝の言葉は明確にはっきりと言う
　◎相手の顔をきちんと見る
　◎名前を呼んで感謝する
　◎感謝する訓練をする

最後の、感謝する訓練をするというのは、具体的には、
目に見えた事に対してだけの感謝だけではなく、
目に見えないことにまで感謝することができるようにする、
ということだそうです。

出した成果や結果だけではなく、その途中の頑張りにも感謝する、
自分にしてくれたことだけではなく、他の人への心遣いにも感謝する、
生そのもの、自然そのもの、人生にも感謝する、などなどでしょうか。
常に感謝の気持ちを忘れない、ということかもしれませんね。

こうして生きていると感謝することはいっぱいあります。
「本当にありがたい」と感じること、いっぱいあります。
してくれて嬉しい、ありがたいと思ったら、
「ありがとう」と、感謝の気持ちを、
素直にその場ですぐに口に出して言っていきましょう。
後から、そのうち、まとめて、なんて言わずに。