■2012年11月09日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「タカの目」「アリの目」という話が
よく比喩で使われるのですが、タカというのは 空を飛んでいるから客観的に世界を見渡すことができます。 一方のアリは、目の前の障害物を乗り越え、 一歩一歩進んでいきます。 タカは世界を見渡せますが、目の前の障害物を 乗り越えるという感覚がわかりません。 アリは一歩一歩を超えるのは得意ですが、 自分の行く先に何があるのか見えません。(略) 足元ばかり見ていると、周りが見えなくなります。 周りばかり見ていると、足元がおそろかになります。 角度を変えて考えてみる。 立場を変えて考えてみる。 大事なのは、この意識です。 気づかいとは、アリの目とタカの目、二つの視点を 意識することでよりレベルの高いものに変わってきます。 タカの目アリの目を使い分けていくことが、 気づかいの目となるのです。
まゆの感想
本当にそうだなぁと思います。
アリの目でばかり見ていたら、小さなことばかり気になり、 目先のことしか見えず、大きな世界に気がつかないし、 タカの目でばかり見ていたら、小さなことは全く見えず、 地に足のついた生活をすることはできません。 でも、生きていくには、小さなことも大きなこともあるし、 いろいろと見方を変えないと見れないこともあります。 両方の目を持ちつつ、角度を変えてみたり、 立場を変えてみたりして、視野を広げると、 タカでもなくアリでもない、 人間の目、気づかいの目になるように思います。 また、上田さんは、タカの目とは 「長期的な目標」「戦略」「客観的な視野」 アリの目とは 「短期的な目標」「戦術(スキル)」「細かい視野」 とも言え、この両方の目を持つことが大切だと言っています。 両方の目を持つようにしていきたいものですね。 |
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