■2012年10月12日の「今日のことば」■
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私の知人に、アスリートを対象にした
メンタルトレーニングをしている人がいる。 彼が集中力をアップするこんなトレーニングを教えてくれた。 テニスボールを床に置き、その上にもう1個テニスボールを積む。 それができたら、さらにその上にボールを積む。 テニスボールの3段積みだ。 さて、あなたにはできるだろうか? 某有名オリンピック選手は、 またたく間にこれをやってのけたそうだ。 子どもたちも、極めて高い確率で成功させる。 ところが、大人でこれをできる人はごくごくわずかだという。 違いはいったい何だろう? 答えは……「信念」だ。 「ボールを3個積み上げることができる」 そう信じるからできる。 やる前から「無理だろう」「意味ないよ」が 先に立つからできない。 違いはそれだけだそうだ。(略) 「無理だろう」「意味ないよ」が先に立つことで 私たちは多くの可能性を放棄している。 あなたの中には、どんな 「無理だろう」「意味ないよ」があるだろう。 …この子は伸びないだろう …この子たちにそんなことを要求しても無理 …いくら自分が頑張っても、この学校は変わらない …そんな理想の教育が実現するわけがない …誰が何を言っても、この国に教育は変わりっこない そうした「無理だろう」「意味ないよ」が、あなたの可能性を 眠らせ、あなたの目の前にいる子どもたちの可能性を 眠らせているのかもしれない。
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著者の小山さんもテニスボールの3段積み、
チャレンジしてみたそうです。 何時間もかかったそうですができたそうです。 私も今度、やってみようと思います。 できると信じて。 できたら、相当嬉しいでしょうね~ 機会があったら、みなさまもぜひチャレンジを(笑) 「無理だろう」「意味ないよ」とことばにすると、 「そうだな、きっとできないな」と思えてきます。 すると、きっとやりません。 しかし、 「できる」「意味がある」とことばにすると、 「そうだな、やってみよう」と思えてきます。 そして実際にやって、できていくように思います。 このようなことばひとつで、 自分のやる気も周りのやる気も子どものやる気も、 変わってくるものだと思えます。 せっかく、生きているのですから、 自分の可能性も、周りの可能性も、子どもの可能性も信じて、 何でもチャレンジしていきましょう、そのほうが、 ずっと楽しく豊かに生きていけるように思います。 |
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