■2012年09月13日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
目の前に障害が現れた途端、
あっさりあきらめてしまう人もいれば、何年も失敗と不満の 日々が続いても、粘り強く目標を追いかける人もいます。 この大きな違いはなんでしょう? それは能力でも忍耐力でもありません。 地に足がついているかどうかです。 自分で目標を決め、それを追いかけることに消極的な人は、 成果が出ても偶然の産物だと思いがちです。 こういう人は、自分の能力や才能に無頓着で、 成功を宝くじに当たるのと同じことのように思っています。 すべては運次第という態度では、勤勉さも、夢や目標に 身を捧げることも、ばかばかしくなってしまいます。 反対に、なかなかへこたれない人というのは、 目標を追いかけるのも自分、それを決めるのも 自分の責任、と考えています。 ちゃんと自分の考えを持ち、地に足をつけている人間は、 自分がどこまでやれるかを追求しており、 途中で投げだそうなどとは思わないものです。
まゆの感想
この本にこんな調査結果が書いてあります。
「学力の近い学生を比べてみると、研究に強いプロ意識を 持っている学生と、途中で投げ出す学生の明らかな違いは、 自己管理能力の差でした。 地に足がついていると感じている学生は、 ワンランク高い成績を上げることができるのです」 「地に足がついた人」というと、イメージとして、 腹が据わった人、安定感のある人、自信を持っている人、 自分の考え(哲学)を持っている人、自己管理能力がある人、 人の言ったことに振り回されない人、 などなど思い浮んできますが、 つまるところ、人任せにせず、 自分の人生に責任をとる「覚悟」があるかどうか、 ではないかと、私は解釈しています。 そして、この「覚悟」があれば、そんなに簡単には へこたれられない、そう思います。 この「覚悟」を、持ちたいです。 |
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