■2012年09月12日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
壁にぶつかると、なんで自分だけが、
こんな壁にぶつからければならないのだろうと思うものです。 けれど、どれは間違いです。 誰もが、それぞれの壁にぶつかるのです。 それぞれの壁の高さや厚さはさまざまです。 そして、共通しているのは、どのひとの壁も、そのひとが やすやすとは超えられないくらい高く厚い壁だということです。 (略) では、壁の前でなにをしたらいいのでしょうか。 そう、あなたはあなたができる最善を尽くせばいいのです。 できないことをしようと思っても、 残念ながらできるわけではありません。 ひとは、できなことは、やっぱりできないのです。 できないことをやろうとするのではなく、 なにができるか、それを探すのです。 いまできる最善を尽くす… いまできる最高のことをする。(略) そう、壁は越えるためにあるのではなく、 その壁の前で、あなたが全力を尽くすためにあるのです。
まゆの感想
この本では、さらにこう言っています。
「壁の前にいれば、もしかしたら、 縄ばしごが壁の上から下ろされるかもしれません。 突然、見えなかった扉が開くかもしれません。 壁の横から誰かが手招きしてくれるかもしれません。 壁のほうから、勝手に崩れ落ちてくるかもしれないのです。 もし、誰かがその壁を乗り越える手伝いをしてくれたとしたら、 それもあなたの実力のうちなのです。 ひとが手を貸してくれるなら、素直にその手を借りること。 けれど、誰も手を貸してくれないなら、自分の力で、 全力を出し尽くしつづければそれでいいのです」 壁の前で、誰かが手を差し伸べてくれたら、 それも自分の実力のうち…その手を素直に受け止めて、 いっしょに壁を乗り越えていけばいい。 もちろん、最善を尽くして。 そうすれば、ひとりではなかなか乗り越えられない壁も、 やすやすと乗り越えられるかもしれないから。 でも、一人で乗り越えるのもいい、全力を出し尽くして。 そうすれば、自分に力がつく… どちらにしても、壁の前では、 全力を尽くすことが大事なんだと、知ったしだいです。 |
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