■2012年08月30日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
世界中全部晴れの日は一日もないが、
世界が全部雨の日もない。 モルテン 民秋史也 (世界が大切にするニッポンの工場力より)
まゆの感想
バレー、サッカーなどの競技用ボールで、
世界的シェアを持つ「株式会社モルテン」の 第3代社長民秋史也(2010年逝去)の言葉です。 このモルテンは、広島で学校用のボールをつくり、 中四国、九州で商売をしていればやっていける会社でしたが、 民秋史也社長は、「全国に通用するブランドにしたい」と、 目標をかかげ、やがてバスケットボールが ロサンゼルスオリンピックの公式球になるほど、 世界に名前を知られるようになりました。 一方で、もうひとつの柱の自動車部品が、 地元マツダの不振で打撃を受け、100人以上の リストラもし、その教訓から会社の体制を整え、 リーマンショックも乗り切り、 全天候型の経営をするようになり、 「ビジネス環境とは、こういうものだ」 と言い切っておられます。 今、日本は、日本を代表するような大きな会社の 危機が表面化し、連日新聞に取り上げられていて、 日本は大丈夫かと暗い気持ちになりがちです。 でも…今日の言葉通りだと思います。 晴れの日もあれば雨の日もある… 晴れているところがあれば雨のところもある… 私には、全天候型経営が、どういうものか、 正直よくわかりませんが、きっと、今、 日本は踏ん張りどきなのだと思います。 だから、本当に微力ではありますが、 私も力を出していくと決めています。 |
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