■2012年08月22日の「今日のことば」■
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心理学に学習曲線というものがある。
ある一定のところまで来ると、 習熟度などは、頭打ちになることを表すものだ。 簡単にいえば「スランプ」という状態だ。 スポーツでもビジネスでもかならずスランプはやってくる。 スランプという壁を乗り越えたときに、 自分の潜在能力が開花し、次のステージに進めるのだ。 そのためには、そのような壁であろうと、 たとえその時点では努力の結果が目に見えなかろうと、 決してあきらめず継続していくタフな精神力が要求されるのだ。
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いつもうまくやってきたのに、どうしてもうまくできなくなる…
どこかが変だし、結果はでないし、思った通りにいかない… うまくいっていたことがぱったりと止まってしまったような、 そんな感じがして、がっくりきたりする… これで終わりかと思ったり…そんな時があります。 例えば、ダイエットでも、今まで順調に体重が落ちていたのに、 あるところまできたら、急に体重が落ちなくなったり… これは、階段でいうところの踊り場のようなもので、 次に進むための「一休み」で、実は、脳には、 この一休みできる「踊り場」が必要なのだそうです。 なぜかと言うと、脳も「疲れる」らしいのです。 ダイエットなどの急激な変動にも疲れるし、 いつもやっていることのマンネリ化や慣れなども… つまり、あまりに刺激があっても、 あまりに刺激がなくても、疲れるらしいのです。 そして、こう言っているらしいです。 「次のステップに行きたいけど、ちょっと疲れた… 一休みさせて。エネルギーチャージさせて。 そしたら次のステップに向かうから」 このとき脳を休ませてあげると、 脳は、おのずと元気を取り戻し、次のステップへの ヒントをくれたり、道筋をつけたりしてくれるそうです。 脳を休ませてあげるということは、あれこれ考え悩んだり、 落ち込んだり、焦ったりせずに、自分の脳の「脳力」を信じて、 充分な睡眠をとり、体を適度に動かすといいそうです。 |
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