■2012年07月25日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
人は、自分以外の人の声に耳を傾けないと、
発展性のない一生を送ることになります。 なぜかというと、私たちの脳は、『過去』を生きているからです。 人間の脳は、これまでの経験というデータベースに基づいて ものごとを感じたり、考えてたり、判断しています。 お金を儲けたことがない人は、その経験が長くなるほど、 自分には儲ける才能がないと強く思い込むようになるし、 イヌに噛まれて死にそうな恐怖を味わったひとは、どんなに 可愛いイヌも抱いてみたいとは思えなくなります。 儲かった経験のない会社の社長さんは、すばらしいアイデアを 思いついても、新しい事業展開に二の足を踏むようになるし、 どんな画期的な新商品を開発しても、思い切った販売戦略を 打ち出せなくなります。(略) こうして多くの人は、これまでの感情パターン、 思考パターンを繰り返し、過去の自分を再生産しながら、 その延長でしか未来を生きられないのです。 これまでの経験という枠の中でしか人は感じられないし、 考えられない、私たちの脳は、そういうありがたくない宿命を 負っています。 ですから、自分以外の人の声に耳を傾けなくてはいけません。 『自分』という枠を壊してくれるもの=ツキは、 いつも他人が運んで来てくれるのです。
まゆの感想
自分以外の人の声に耳を傾けることは、
生きていくうえで、本当に大切で大事なことだと思います。 今自分が生きているところは、限られていて、 世界のほんのほんのほんの一部で、もっともっと、 いろいろな世界があり、いろんな人が生きています。 いろんな生き方があります。 ここがすべて、これがすべて、自分がすべてと 思ってはいけないなぁと思うのです。 誰かの話を聞いて、 「あ、こうすればいいのか、こっちの方向からも行けるか」 と、ヒントがもらえることは、たくさんありますし、 「これをやればいいのか、やっちゃいけないのか」 と、生きる知恵をもらえることはたくさんありまし、 「こんな考え方もあるのか、こんな生き方もあるのか」 と、勇気や元気をもらえることもたくさんあります。 それが、自分の脳に蓄積されていき、 何かのときに、役立つことはたくさんあります。 誰かの話に耳を閉ざしてはいけないし、 知恵を取り入れることを遮断しては、 もったいないと本当に思うのです。 今生きている世界は、もちろん大事です。 でも、これから生きていく世界も同じように大事です。 これからの世界を充実させてよりよく生きていくために、 脳に発展性のある智慧を蓄えていきましょう。 |
|