■2012年06月29日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
世の中のほとんどのことは、ゼロか100かの
どちらかに決めることはできない。 その実体はゼロと100との間にある。 それにも関わらず、物事を見るときに「ゼロか100か」 という、ふたつにひとつの見方をしてしまう。 小さな失敗でも完全な失敗(ゼロ)と考えてしまうから、 60点でも0点だと思ってしまう。 60点は0点ではない。 60点は60点なのだ。 この60点の地点から、もう一度 100点目指して再チャレンジすればいい。
まゆの感想
人は、何かあると、
ついゼロか100思考をしてしまいがちです。 なぜでしょう? 「そうだ、ゼロに違いない」などと、 どっちかに決めつけてしまうと、なんとなく、 気持ちのおさまりがいいような気がするからです。 もちろん、その後すぐに、「でも、違うかも」 などという思いがわいてきて、ぐらつくのですが、 このぐらつきがイヤで、また、「ゼロだ」と、 決めつけたりもします。 ゼロか100で評価してしまうと、 その間の、1~99は、ないことになってしまいます。 しかしながら現実は、この1~99の間にあります。 いや、おそらくは、30~70くらいの間にあり、 この間に、いろいろな現実、事実、思いなど、 いっぱいつまっているのではないでしょうか。 私は、この幅があるから、いいなぁ、 幅があるから、いろいろできるなぁと思います。 また仮に、今の自分が10だとしても、人はそれを 20、30、いえ70、80にすることだってできます。 これもすばらしいことだなぁと思うのです。 |
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