■2012年06月12日の「今日のことば」■
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(思うように業績が上げられず)あるセミナーに出席した私は、
講師に向かって、質問を投げかけてみました。 「自分の部下がなかなか思うように動いてくれないとき、 あなたはどうしているのですか?何か秘訣のようなものがあれば 教えていただきたいですが」 講師は半分あきれたような顔をして、こう言い放ったのです。 「何を言っているんですか?そもそも人を動かそうと 考えること自体チャンチャラおかしいですよ。上司というのは、 部下が自ら動こうとする環境をつくることが大切なんです」(略) その言葉を聞いた瞬間、私は言葉を失いました。 それまでの私は、 「どうやったら部下を意のままに動かせるだろうか?」 ということばかりを考えていたのですが、 その考え方自体が間違っていたのです。 上司のやり方がどんなに正しくても、部下が納得して、 自ら動こうとしなければ、意味がありません。 そんな状態で、部下を無理やりに動かそうとしても、 短期的にはうまくいくことがあっても、長続きはせず、 望む結果は得られません。(略) 衝撃を受けてから、マネジメントスタイルをガラリと変えました。 自分が黒子になって、部下をバックアップしていくスタイルへと シフトチェンジしたのです。
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セミナー講師に、考え方の違いを教えてもらってから、
その違いに気づき、すぐに「シフトチェンジ」したこと、 このことが、私には、すごいなぁと思えました。 先日、遺伝子関係の本を読んでいましたら、 こんなことが書かれていました。 「人を動かすこと、変えること」は、人間社会においては、 古代からの永遠の課題で、人は、多くの時間を、 「人を動かすこと、変えること」について考えることに、 ついやしていることが多い、というのです。 仕事だけでなく、愛や子育て、夫婦、友人関係でも。 そして、それが出来なかったとき、打ちのめされたとき、 ある人は、「その考え方を変えよう、自分が変わろう」 と自ら気づき、自分の方を変えていき、 さらに「ならば、自分はどうしていったらいいのか?」と、 自ら動き、変わって行くことを選んでいくそうなのです。 しかし、もちろん、そんな人ばかりではなく、 「人を動かすこと、変えること」にあくまでこだわり執着し、 自分を変えず、考え方を変えず、自分を動かさず、 逆にさらなる策を考えて、それをやっていく人も多いようです。 この比率はどのくらいなんだろう、なんて思いましたが、 この比率については、わかりませんでした。 人間社会は、動かしたり、動かされたり、 変えられたり、変わったり、変えたり… こんなことのせめぎ合いなのかもしれませんね。 さてあなたは、どちらのタイプ(に近い)と思われましたか? |
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