■2012年06月04日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
話を聞きながら、「自分と考えが違うな」と思うとき、
ほとんど自動的に相手の考えを否定していないだろうか。 違う=おかしい、間違っている という否定の定式が働いてしまうのだ。 当たり前だが、人間一人ひとりみな違う。 その違いを間違いだと否定したら、 自分一人が正しいことになってしまう。 自分だけが正しいなら、人と会話をしたり、 話し合ったりする意味はなくなってしまう。 他人は自分と違った感じ方、見方をするものであり、 自分が正しいと思うのと同じ程度に、相手も正しいと 思っているのだと認識すればこそ、 話し合いが大切になってくる。 人それぞれ個性も違い、役割も異なる。 いろいろな個性、役割が存在を認め合うことで、 多様な世の中、豊かな世の中が生まれる。
まゆの感想
人の話を聞いていて、
「この人、なんかちょっと違うなぁ、 どっか違うくない?」 などと思うときが確かにあります。 そう思ってしまうと、とたんにその人の話が 素直に聞けず、否定的モード大になり、 最後まで、じっと聞けなくなってしまう、 そんなことになりがちです。 また、自分と正反対の意見を持っている人の話などは、 反対意見をいつ言おうかなどと構えてしまい、 どうも、心がざわざわしてくるし、 また退屈な話やまわりくどい人の話なども、 つまらなくて、とても聞いていられなくなります。 話し合うときや話を聞くときには、違いを認めながら、 自分の心のざわざわや偏見、否定的な思いを抑えて、 冷静にちゃんと対処できるようになりたいなぁと思います。 なかなかむずかしい…ですけど。 |
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