■2012年02月24日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
ある歌舞伎役者は、
「言葉というものはカミソリの刃のようなものでございますね。 使い方を誤ると自分を傷つけたり、 人様を傷つけたりすることさえあるのですから」と語る。 ある人は、中学一年生のとき、音楽教師がなにげなく言った 「調子のはずれた、間の抜けた歌だね」という言葉で、 一生歌を歌わなくなった。 小さいときにいつも母親から「おまえは不器用だから」と 言われ続けて育ったある人は、大人になっても釘1本打てず、 ネジまわしも使えず、靴ひもも満足に結べない。 言葉は口の端から出たとたんに飛び散ってしまうはかないものと 思われがちだが、それがひとたび人の心の隙間に入り込むと、 そこに根を張って、人の一生を左右するほどの恐ろしい力を 発揮することがあります。 古代の人々は、言葉に霊が宿っていて、 その霊が人間に働きかけると信じていたが、 それはこの言葉の恐ろしさをよく知っていたからです。 特に小さい頃に親や先生から受ける 言葉のボディブローの破壊力は大きいものです。 私たちも、この使い方を誤らないよう、 よくよく肝に銘じておかなければなりません。
【まゆ】 女性 歳 2012年03月01日12時13分
マサさん、こんにちは~ そのように、過去の自分を振りかえってみれると いうことは、大きな成長ですね。 きっと、マサさんは、それを越えてきたのですね。 よかったですね。 言葉の力は大きいので、自分がふだん使っている言葉を、 ときに冷静に聞いてみるといいですね。 案外、知らずに、ネガティブ言葉を発していること、 多いですから。 【マサ】 女性 39歳 2012年02月24日07時57分
私は昔今よりも不安が強かったのですが、そういう時、とにかく目の前の人に笑って欲しくて毒舌に走る傾向がありました。 今思うと苦笑いされてたのだと思いますが、そうして発した言葉は結構たくさんの人を傷つけたのではないかと思います。 最近のテレビには昔の私のようなことをやっている人達が結構出ていて少し切なくなることがあります。 人を傷つけずに笑ってもらう話し方をいつも考えています(^-^) |
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