■2011年12月19日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
ネガティブな人が、ポジティブだけを取り入れようとすると、
不自然なことになって失敗してしまいます。 すると、「やらなければよかった」という 後悔する気持ちが生まれて、慣れ親しんだネガティブ思考に 居心地の良さを感じ、リバウンドして、 ますますポジティブから遠ざかってしまうでしょう。 同様に、過度なポジティブ思考の人は、 「とにかくネガティブな視点を持て」と言われると、 突然スピードダウンさせられるような不快な感情が生じ、 ますますネガティブに対して意固地になり、 拒むケースが多くなります。 そうなると、ポジティブ思考にがんじがらめになって、 前に進むことしかできなくなるのです。(略) ネガティブにはいいところも悪いところもあります。 そして、ポジティブもまた一長一短です。 だから、バランスをとることが大切なのであり、 モードを変えたり使い分けたりするうえでは、 「ゆっくり、少しずつ」という視点が大事なのです。
まゆの感想
人は、どうしても思考のクセを持っていて、
ネガティブかポジティブかに偏りがちだそうです。 それは、いいか悪いかではなく、 どちらかに偏り過ぎて、どちらかに過剰に依存してしまうことが、 よくないのだそうです。 あまりにネガティブ思考に偏ると、 目の前が問題だらけに見えて、生きづらいし、暗く見えて、 何をやっても、どうせダメだろうとあきらめがちだし、 かといって、あまりにポジティブ思考では、 目の前の問題が見えず、あるいは、ないものとして無視し、 なんとかなるだろうと安易に問題を先送りしてしまいがちです。 生きているといろいろあるから、 ネガティブな見方で、問題発見をしその問題を解決し、 しっかりとした土台をつくっていくこともあるし、 ポジティブだから、多少の失敗にも負けずに、 すごいものをつくりあげていくこともあると思います。 それぞれに力があるのだと思います。 両方のよさをうまく取り入れて、 よさを活かし、生きていけるといいですね。 |
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