■2011年09月20日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
どうすれば危険をものともせず向かっていけるのですか、
と、尋ねると、彼女はいった。 「危険を冒そうかどうか迷ってるときには、 いつも、そのリスクを冒した結果起こりうる、 最高の可能性を想像したわ。 それから、最悪の可能性も想像する。そして、 その最悪の可能性になんとか対処できるだろうかと 自問すると、いつもわかるの。 わたしには対処できる、とね。 カナダに移住したら、うまくいかないかもしれない。 文無しになり、ひとりぼっちになるかもしれない。 でも、そうなったら、また帰ってくればいいと。 それから今度は、最高の可能性を想像したわ。 新たな人生をはじめられる。 もっと友人をつくり、愛する人と出会い、 新しい国で子どもを育てる、と。 だから、そのイメージを頭の中心に置くことにした。 そして、いつも自分に言い聞かせた… 実現可能な希望に背をそむけてしまうのは、 失敗という結果に終わるよりずっと悪い、とね」 多くの人は、これて正反対の生き方をしている。 リスクに直面すると、最悪の結果を想像し、 それを頭の中の中心に据えてしまうのだ。
まゆの感想
この本では、人生の賢人と周りから思われている方々
235人にインタビューした話が書かれていますが、 こんな結果に達したそうです。 「心の底から何かをしたいと思っても、 危険を冒すのが怖くて躊躇することは多い。 そしてぼくたちはたいてい、 失敗や拒絶が最悪のことだと思っている。 だが、235人にインタビューした結果、 ぼくは別の結論に達した。 ぼくたちがもっともおそれるべきものは、 挑戦しなかったことへの心残りなのだ、と」 人間というのは、人生の最期になると、 「自分がしたことでなく、しなったことを後悔する」 とも。 例えば、あれこれしたいことがあったのに、 理由や理屈をつけて、しないできた、やらなかった、 そんなことを後悔するそうです。 そして、今度生まれ変わったら、 「ぜったいに挑戦する、絶対にやる」 と、思うそうです。 もしかして、今、強い意志で挑戦している方々は、 そんな前世の意志を継いでいるのかもしれませんね… それはともかく、最期のときに後悔しないように、 挑戦していきましょう、せっかく今生きているのですから。 |
|