■2011年08月03日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
一日どのくらいプラスのことを考えたか。
マイナスの言葉を吐かなかったか。 それが一週間になり、一ヶ月になり、やがて一年になる。 そして、二年、三年…… プラスの言葉が増えてくれば、やがて、そのプラス思考の言葉に 支えられたひとつの言葉が「言霊」になって奇跡を起こす。(略) マイナス思考をする癖をつけてしまうと、 その思いは、確実に潜在意識に組み込まれてしまう。 だから、ポジティブな気持ちで、言葉を選んで願い続けよう。 「私は、絶対にやりとげる」そのひと言で充分だ。 そして、何があっても、それはすべて、 その言霊が実現するために必要なものだと考えよう。 つらいことがあっても、いやなことを言われても、 それはすべて「私は、やりとげる」ということを実現するために 必要不可欠なことだと考えれば、何でもないかもしれない。 それが本当の意味でのポジティブ・シンキングなのである。
まゆの感想
この本に、このことを実現した人として、
孫正義さんの話が書かれています。 「彼は高校を一年で中退している。子供の頃から実業家に なることを夢見た彼は、 「事業を起こすには、学校の卒業証書など何の役にも立たない」 と思い、単身アメリカへ留学しようと試みた。 大反対にあったが、父親が賛成してくれたのを機にアメリカに 飛び、ものすごいファイティング・スピリットで勉強した。 そのとき彼を支えたのは、 「自分は世界に知られる人間になる」 という言霊だったようだ。 彼がすごいのは、ひたすらポジティブに考え続けたことである。 「自分はダメだ」といったマイナスの要素は、できるかぎり、 考えなかった。そして、「自分は世界に知られる人間になる」 という言葉だけを信じて、カリフォルニア大学に入り、 コンピュータの授業を受けた。 そして、このとき学んだ知識を生かし、日本語を外国語に 翻訳する自動翻訳機をつくり、ポケット電子翻訳機の 名前でシャープから売り出した。 このときに手にした金一億円を元手に、パソコン市場の 拡大を予測して、ソフトバンクをつくりあげていくのである」 たった一つの「自分のこうなりたい」という 強い思いのこもった言葉が、その後の生き方の 大きな力になっていく、そんなことは多い。 念仏のように、その言葉を毎日毎日唱える。 何かあれば唱える…そして、自分の言霊となっていく。 すると、自分の中でぶれない信念となり、実現していく… そんな言葉が自分にあるのなら、言霊にしていこう。 孫さんのように、その言葉だけを信じて。 自分は、それをやりとげる力があると信じて。 |
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