■2011年02月22日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
アリも、ミツバチも、動物も、
自分の存在に意味があるかどうか、 疑問を抱いたりはしない。 だが人間はそれをする。 自分の存在の意味を気にかけるのは、 人間ならではの特権なのである。 私たちは意味を探すだけでなく、 意味を見いだす資格を持っている。 ……つまるところ意味とは、 知性に裏打ちされた誠実さの表れなのだから。 自分の存在について思いをめぐらせ、 人生の一瞬一瞬に意味を感じ取ることで、 私たちは少しずつにせよ生きた証が残せます。
まゆの感想
自分が生きていて、価値があるかどうか、
意味があるかどうか、必要とされているかどうか、 ふと自分の中にそんな「問い」が生まれるときがある。 そのとき、その「問い」に向き合ってみることもできるし、 その「問い」を無視することもできる。 けれども、その「問い」を持つのは、人間ならではで、 人間の特権で、自分に意味を見いだす資格があるのだとすれば、 せっかくなので、その特権を活かし「問い」と向き合いたいと思う。 先日、TV討論の一こまで 「自分が必要とされてない、何の価値もない気がする」 という側と、 「必要とされているかどうか、価値があるかどうかは、 自分が決める」という側とが意見を言い合っていた。 私などは、その両方のはざまで揺れ動いているので、 両方の言い分がわかり、うんうんと聞いていたのだが、 仮にその両方で揺れ動いても、「問い」に向き合いたいと思う。 フランクル博士によると、 「意味は作り出すものではなく、見つけ出すもの。 探す努力をしないかぎり、見つかるはずはない」 ということです。 「自分の存在の意味」を見つけていきましょう。 |
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