■2010年11月11日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
自分のことは自分がいちばんよくわかっている、
誰だってそう思っているでしょう。 ところがここに落とし穴があります。 例えば癖。緊張すると顎を触ったり、 イライラすると貧乏揺すりをしたり、 まさになくて七癖という諺が示すように、自分で自分の 癖を自覚するのは決して簡単なことではありません。 逆にこと癖に関する限り、自分よりも周りの人のほうが、 よほどよくわかっているものです。 それに癖というのは、何も仕草だけではありません。 口癖といったものもありますし、 受話器を必ず左手で握るのも癖の一種です。 このように見方聞き方、感じ方、考え方や 行動のすべてにおいて、その人特有の癖があると 考えた方が自然です。
まゆの感想
自分の癖は、自分からはなかなか見えないもので、
だから、自分にはあまり癖がないと思いがちだけれど、 周りの人には、とてもよく見えているものだと思う。 口癖も、「いつもあの人は、文句ばかりだよね」 などと周りはわかっているのに、本人は、 「自分は前向きなことを言っている」 と、思っている人もいる。 自覚している癖もある。 私は、もののフタをきっちり閉めないという癖がある。 この癖のお陰で、いつもこぼしたり、フタが途中でとれて、 本体を落とすなどということをしょっちゅうしている。 そして、そのためにケンカになることも、イライラしたり、 勝手に頭にきて、自分がイヤになることもある。 しかし、直さない… ちょっとの手間を惜しんで、きっちり閉めない… ちょっと気をつければすむことをなかなかしない。 また、きっと自分で気がついてない癖もあるはずだ。 もちろん、悪い癖ばかりではなくていい癖もあるはずだ。 しかし…少なくても、自覚している自分の癖で、 イライラしたり、頭にきたり、イヤになったりすることが あるとすれば、それは、やっぱり直していった方が、 自分のためにも周りのためにもいいと思う。 そんな癖は、ちゃんと直していこう。 フタちゃんと閉めなくちゃ、ね。 (それだけじゃないけど…まずはね) |
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