■2010年10月29日の「今日のことば」■
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あるアメリカ人の著者の本に、面白いことが書かれていました。
語彙(ごい)が豊富であればあるほど、ストレスを感じることが 少なくなる、ということです。(略) ここで、非常に簡単な例を出して説明しましょう。例えば、 「だいだい色」という言葉を知らない人がいたとします。 その人にだいだい色のものを見せて、何色かと尋ねてみたら、 どうでしょうか。 「黄色でもないし、赤でもないし、なんで言えばいいかな。 赤みがかかった黄色とでも言えばいいか…」 「だいだい色」という言葉を知っていれば、すぐに、 「だいだい色」と答えられるものを、ああでもない、 こうでもないといろいろ考えていると、 それだけストレスを感じます。 これは、簡単な例として出しましたが、 語彙が貧弱であればあるほど、何かを表現するのが困難に なるほどと容易にお分かりいただけたでしょう。 また、自分自身が何かを表現するときに、 ストレスを感じるだけでなく、だれかに何かを伝えるときにも、 語彙が貧弱であればあるほど、誤解が生じやすく、 それによってトラブルの原因になりやすいといえます。 ストレスの少ない人生を歩みたいと思うのなら、 語彙を豊富にするするというのも一つの方法だといえます。 また、それは他人とのコミュニケーションを 円滑にする方法でもあるのです。
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先日、読んだ情報誌の中にも、現代人の語彙の少なさ、
ということが書かれていましたが、 「最低限、自分の言いたいことを表現できる語彙は、 持っていた方が、自分のためになる」 というような結論が出ていました。 自分の言いたいことが、もやもやとして、 どんなことばで表現していいのかわからない、 ということはよくあります。 例えばこんなとき、「切ない」ということばを知っていれば、 「ああ、今日は、切ない気持ちの日なんだ、 こんな日もあるね、うんうん」 などと、気持ちをくくりやすく、納得しやすいけれど、 知らなければ、 「このもやもやした気持ち、なんだろう、いやだな、 いつまで続くんだろう」 と、どうしても気持ちにこだわりがちになるように思います。 また、誰かにこの気持ちをわかってもらおうとして、 「今日はもやもやとして、切ないんだよね」と、言えれば、 「ああ、そんな日もあるよね、何かあったの?」と、 わかってもらいやすいですが、 「こんな感じで、こんなふうで、なんだか落ち込む…」 と言うと、気持ちをわかってもらえるというよりは、 「じゃ、こうすれば」とか、「落ち込むなよ」などという 方向に話がいくことも多いように思います。 もちろん、これは、相手も「切ない」ということばの意味を わかっていなければ、うまく伝わらないのですけど… 今の自分の気持ちや言いたいこととピッタリとくることばが 見つかると、それだけでも、うれしいし、 「ああ、そういうことだったのか」と、ストンと腑に落ち、 納得もでき、すっきりとします。 また、あれこれ説明するために、ああでもない、こうでもない と考えるそんなストレスからは、開放されると思うので、 私も語彙力つけていきたいと思います。 ちなみに、この本では、語彙力をつけるために、 読書をすることもすすめていますが、わからないことばや 気になることばを見つけたら、すぐに調べてみることも すすめています。(特に電子辞書はおすすめだそうです) |
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