■2010年06月23日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「象と小枝」の小話をご存知だろうか。
インドでは子象が逃げ出さないよう服従を教えるために、 子どものうちに頑丈な木など動かせないものにつないで おくそうだ。子象がもがいても頑丈な木はびくともしない。 そのうちに子象はいわゆる「学習性無力感」を学び、 何をしても逃げられない、いましめは解けないのだと 思い込むようになる。そうすると、 成長した象を、折れそうな小枝につないでおいても逃げなくなる。 それどころか、逃げようと試みることもしないそうだ。 同様のことが僕たちの人生にも起こる。 「人生はもともと単調なものだ、変えることなどできない」 と言われ続けたら、だんだんそんな気がしてきて、やがて、 その通りだと思い込むようになる。 象と同じで、それが信念になってしまうのだ。結果として、 思考が狭くなり、のびのびと物事が考えられなくなる。(略) 人を縛るのはその人自身の考え方である。 つまりあなたを縛っているのは、あなた自身なのだ。 だが人を解放するのもまた、その人自身の考え方である。
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