■2010年05月31日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
多くの場合、人は、
自分がやっているわりには認められていない、 評価されていないと感じている。 一方で、逆の立場では、多くの人が、 こんなに誉めたり評価しているのに、相手は、 そのことに気づいていないと感じている。 その理由は、相手が成し遂げたことが、 私たちにとって、どういう貢献をもたらしているか、 という視点に欠けているからだと思う。 人は、一見、 自分だけよくなろうと思っているように見えても、 深いところでは、「この場」に貢献したい、「この場」に つながっていたいということを求めているものだから。 成果を認め合おう。
まゆの感想
誰もが、正当に自分を評価してほしい、認めてほしい、
と思っているが、それがなかなかしてもらえない。 だいたいにおいて、評価は自分が思っているより低いものだし、 思ったように自分を認めてもらうことも少ない。 それは、評価は、その対価や見返りとセットだし、 評価のモノサシは、あってないようなものだし、 認めることは、その人の言い分を認め受け入れたり、 それゆえ、負けたような気持ちを持ったりして、 こちらの負担になるようなことも多いからだ。 だから、簡単には、評価できないし、 素直に認めることもできない。 かくして、人に評価や認めてもらうことを求めても、 なかなか手に入らない、ということになる。 本当には、心の中で評価し、認めていたとしても。 だから、あまりに評価や認めてもらうことを求めすぎると、 がっくりきたり、ジレンマに陥ることになってしまう。 それよりも、そのことだけに振り回されず、 自分のやったことに誇りを持とう。 自分がやった成果をまずは認めてあげよう。 そして、できれば、相手のやった成果も認めてあげよう。 |
|