■2008年12月28日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
私たちは自分の弱点を常に
人の目からも自分の目からも隠そうとしています。 人に自分の弱さを見抜かれることはたまらなく恐ろしいのです。 また、自分で弱さを見ずにいられないときは、 自己嫌悪に陥りがちです。 果たして、自分の弱さとは、 隠し続けなければ、いけないものなのでしょうか? 思い切って自分の弱い部分、ダメな部分をさらけ出すことで、 人と親しくなる、ということがよくあります。 自分から悩みや弱さを打ち明けると、 「実は、私もそうなんです」「親近感がわきました」 という答えが返ってくることもめずらしくありません。(略) いいところも弱いところも含めた、 ありのままの自分を見せると、自分も相手もラクになります。 「自分は偉い」「自分はすごい」という鎧を 脱ぎ捨てるだけで、世界は大きく変わるのです。 自分の弱さを声に出して認めることは、 勇気がいるかもしれません。 しかし、いざ認めてしまうと、 さまざまな苦痛から解放されます。
まゆの感想
自分の弱み、弱い部分は、隠したいし、見たくはない。
自分の価値を下げるような事実や現実は… どうしても、人にさらけ出したくはない。 そう思えば思うほど…切ないかな、 無理をしたり、ウソをついたり、虚勢をはったりするようになる。 そして、まわりの人から、かえって変に思われたり、 からかわれたり、さぐられたりしてしまう… それでも、なおかつ隠したいし、見せたくない… そのあまり、追いつめられたり、辛い思いをしたりする。 しかし、自分が弱みや隠したいと思っている部分が、 人から見ると、全く気にもならないことだったりすることも多い。 気にしているのは自分だけ、なんてもこともある。 自分の弱みって、隠したいことって何だろう? 学歴?生い立ち?失敗?過去?年?会社?子どものこと? それは、人それぞれ違っていて、 それぞれ違うことを弱みだと思い、隠しているのだ。 そのために、自分の弱みや隠したいことには、 神経質になり、敏感に反応するのに、 案外、他の人のそれには、無神経になることも多い。 それほど、持っている弱みが違っているからだ。 そうしてみると… 弱みは…自分がつくりだしているもの、 自分の思い込みが大きいものといえなくもない。 本当にそれが弱みなのかどうか、まわりの人が それを自分が思っているほどに気にしているかどうか、 弱点だと思っているかどうか、実はわからない。 弱みを気にするあまり、隠そうとするあまり、 人間関係がうまくいかなくなったり、追い込まれるより、 勇気をだして、さらけ出した方が楽かもしれない。 別にべらべらとそれをしゃべる必要はないと思うが、 必要なとき、必要な人には、鎧を脱いで、 ありのままの自分を見せた方がいいと思う。 |
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