■2008年08月27日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
結婚しても、初めの頃の恋愛を
燃やし続けられる人たちだっています。 その人たちは、「この恋は永遠だ!」と 信じ込んだ人たちではありません。 「この大切な恋も、放っておいたら冷めてしまうだろう。 この気持ちを“行動”に変えていく努力を 怠らないことで、この恋は永遠になるだろう」 そういうことを、無意識的にも感じ、それを実践している。 だから、その恋はいつまでも冷めないのです。 一時の感情にまかせて気分が高揚するだけであれば、 それは人間とはいえません。 動物だって同じことをしています。 “愛は永遠”ではありません。 愛を永遠に“する”のが人間なのです。
まゆの感想
高揚した感情や気持ち、やる気や、愛、感謝さえも、
その時に感じた気持ちは、だんだんに冷めてくる。 この本では、そんな感情についてこう言っています。 「感情というものは、放っておいても持続するものと、 思い込んでいる人がいるが、それは勘違い。 感情というのは、放っておいたら、消えるもの。 だから、放っておいたら消えてしまう感情を、 定着させる必要がある」と。 そして、定着させるには、その感情を感じたら、すぐに、 何かの行動に変えることが大事だと言っています。 例えば、やる気が続かない人は、 やる気がわいてきても、そのうちにやってみようと思い、 何の行動にも移さないが、悲しいかな、そのうちに、 せっかく高揚したやる気も、冷めてしまう… また、愛だって、なにも行動に表さなければ消えてしまう… その愛を、定着させ、持続させたいのなら、 その気持ちを、常に行動に変えていくことが必要なのです。 行動をすることによって、移ろいやすい、消えやすい感情を、 自分のものにして、自分の中に納めていくことができるのです。 何もしなければ、感情は、消えていくのです。 愛だって、何もせず放っておいたら、消えていくのです。 |
|