■2008年08月13日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「自分は間違ってない」と誰だって思いたい。
誰でも、 「あなたはそんなことをしている場合ではないですよ」とか、 「あなたはもう少しわかっていると思ったのに…」 と言われれば、相手に対して嫌な気分になると思います。 さらに、 「あなたのやっていることには意味がない」とか、 「あなたの考えは間違っている」 などと言われれば、絶対に反発すると思います。 どんな人でも、 自分の行動は意味があって正しいと思っているので、 他人からとやかく口出しされると反発してしまうのです。 これでは、行動を変えて協力しようという気持ちなど、 起きるはずがありません。
まゆの感想
この本では、相手をとがめたり、命令したりするより、
感謝のメッセージで人の行動を変えようと提案しています。 そのためには、以下の5つのことが必要だということです。 1.積極的に相手の話を聞く(例/なぜ遅れてきたか) 2.事実をそのまま述べる(例/30分遅れてきた) 3.素直な感情を伝える(例/心配したよ、と感情を伝える) 4.相手が行動を変えることによって引き起こされる 結果を伝える(例/連絡してくれると安心する、など) 5.行動を変えてくれたことによって、 自分が助かった感謝を表す (行動を変えてくれたら、感謝をする) (※詳しくは、本を読んでみてくださいね) 他人がみたら、何をやっているんだ、とみえることでも、 自分は、意味があることをしていると、思っているので、 誰かに何かを言われることは、とても不愉快なことと思える。 これは、相手もそう思っているだろうから、お互い様だ。 しかし、人間は、 自分だけは、間違ってない、正しいと思いたい。 そして、相手が間違っていると思いたい。 行動を直すのは、相手が先だ、 だって相手がまちがっているのだからと。 この考えに固執すると、何も(自分も)変らない。 自分だけは、間違ってなくて、正しいわけではない、 そして、相手を変えようとするなら、 自分の方も、変らなければならないことを肝に銘じたい。 |
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