■2008年06月27日の「今日のことば」■
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「人は、認められたとおりに成長するものだ」
ということを覚えておいてください。(略) あなたが、 「君は、本当にデカイ契約をとってきたくれた。 おかげで今年の売り上げ目標を達成できたよ」 と、そのメンバーを褒めたとしましょう。 彼はどのように成長するでしょうか? 彼の中で、「次もデカイ契約をとろう」 「これからも売り上げ目標に貢献しよう」 という思いに焦点が当たります。 もちろん、それがうまくいっているうちはいい。 しかし、思い通りに契約が取れなくなってくると、 彼の中に、「このままでは認めてもらえない」 「期待に応えられない」という焦りが生まれてきます。 そこで、最悪の場合には、契約書を改ざんしたり、 お客様を騙して契約を取ってきたりし始めます。 そういうことが出来ない人ならば、 ただただ落ち込んで、仕事をする気持ちが 萎えてしまうことでしょう。 彼が真面目にがんばった結果、 デカイ契約を取ってきたときは、 あなたは次のように褒めるべきなのです。 「君は、本当に真面目にがんばってくれた。ありがとう」 そのメンバーにとってみれば、「デカイ契約」を 取ってきたことを認められたのではなく、 「真面目にがんばった」ということを認められた。 デカイ契約はあくまでその結果だと理解するのです。 だから、彼は、次も「真面目にがんばろう」と思い、 そのように成長するのです。
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また、この本では、こんなことも言っています。
「子どもを指導するときでも同じです。 100点を取ってきた子供に、 「100点をとってクラスで1番とはスゴイな!」 と褒めたなら、子供には、 「100点を取らなくてはならない。 クラスで1番にならなくてはならない」 という方向性しか与えてあげることができません。 そういうほめ方をされた子供は、勉強をすることに対して 喜びを感じるのではなく、100点を取ることにしか 喜びを感じられなくてなってしまいます。 うまくいかなくなったら、やる気をなくすか、 カンニングをしはじめるかもしれません。 「一生懸命勉強して、偉いぞ!」と評価してあげれば、 子供は、 「点数は結果だ。大切なのは、一生懸命に勉強することだ」 と理解し、勉強に喜びを感じるように成長するのです」 自分のことを振り返ってみるとわかるが、 結果ばかりをほめられたり、認められると、 結果ばかりを追い求めてしまうようになってしまう。 結果を出すために頑張ってきた頑張りよりも、 結果ばかりを重要視してしまうようになる… そして、結果が悪ければ、どんなに頑張っても、 自分の頑張りや力を認めてあげることができなくなってしまう。 そんなことはおかしいと思う。 結果はもちろん大事だが、その結果の前に、 その結果を出すための頑張りこそ、認めるべきものだと思う。 「人は、認められたとおりに成長するものだ」 このことを忘れないようにしたい。 |
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