■2008年06月11日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「無気力」などの研究で知られる
ペンシルバニア大学心理学教授のマーティン・セリグマンが、 保険の外交員を対象に実施した有名な調査がある。(略) まだ顔を知られていないうちは、足を棒のようにして 歩けども契約はほとんどゼロである。 セリグマンの調査では、最初の3年で4分の3の人が、 その無力感に耐えかねて辞めていくという結果が 報告されている。 ただそれを“無駄足”と思うか、 これも将来のための“投資”と 考えるかで違ってくる。 「最初のうちは契約をとれなくても、こうやって 顔を売っておけば、いつかは契約してもらえるさ」 と楽観的に考える人と、 「こんなに歩いても誰も契約してくれない。 きっと自分にはセールスの才能がないんだ」 と悲観的に考える人とではどちらが長続きするか。 改めていうまでもなかろう。
まゆの感想
ものは考えよう…とよく言うが、
自分の考え方には、良くも悪くも癖があって、 知らず知らずのうちに、どうしても、 その癖にそった考え方をしてしまう。 どんなに新しい考え方を知っても、いい考えを教わっても、 自分の考え方を変えるのはなかなか骨が折れる。 その考え方を手放したら、受け入れたら、 自分でなくなると思っているのかもしれない。 だから、よっぽどの出来事や覚悟ないと、 自分の考え方は変えたくないもので、 それだけ、自分とは頑固なものではないかと思う。 しかし、今日のことばの、 “無駄足”と思うか、“投資”と考えるかもそうだが、 何かをやって、すぐに成果がでないと、 「無駄だった…もうダメだ」と力をなくす人と、 「今は、力を積み上げる時期、もう少しやってみよう。 やって無駄なことはない」 と考えるかどうかで、これから生きていく上で、 大きな差となってくると思う。 どんな考え方をするか、どんな考えを選ぶかは、 その人の自由だが、これから生きていくのに、 プラスとなる考え方、成長していける考えを選んで いく方がいいと思う。 そうしても、自分でなくなるわけではないから、 自分の考え方や考えを手放して、自由に考えてみよう。 |
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