■2008年06月08日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
反発は行動パターンとして定着しやすい。
どんな状況でもとりあえず反発することが 習慣となってしまうのである。 重傷になると、ありとあらゆることに反発するようになる。(略) 要するに、意見が違うから反発するとは限らないのである。 たまたたそのときに、抵抗したい、反発したいという 願望が押さえきれなくなっただけなのかもしれない。 それが一見、会話の相手への反発に見えるだけなのだ。(略) 相手が筋のとおらない抵抗をする場合は、 ほんとうの理由はべつのところにある。 面とむかって言えない理由から、あるいは、 相手自身もよくわからないまま反発しているのである。(略) これでは互いの意見の違いを検討しても無駄である。 相手の反発は意見の違いとはまったく別のところからきている。 このような場合は、相手の反発がはたして意見の食い違いから 出ているのか、それとも無関係のところから出ているのかを まず確認しなくてはいけない。
まゆの感想
自分のことを振り返ってみても、思い当たる節があるが、
この人から言われると、無性に反発したくなるが、 同じことでも、違う人から言われると、 素直に聴けて、頷けるということがよくある。 つまり、話の内容や意見ではなくて、 言われ方や、そのときの気分や、 話す人の好き嫌いによるものが大きいと思う。 また、話す人の常日頃の言動が、話す内容と、 大きく違っている場合にも、反発の気持ちを持つ。 そして、とても聴こうとは思えない。 もしも、相手の話に、無意識に反発感を覚えるなら、 また、相手から、何を言っても反発されるなら、 それがどうしてなのか、よく検討してみるといいと思う。 その話の内容や意見の食い違い以前の問題が あるのかもしれないから。 |
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