■2008年04月15日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
![]()
私のショーでは、トリックを3回演じると、
やっと観客の顔から疑わしげな表情が消えます。 1回目のトリックの間は、みんなよそよそしい顔をしています。 2回目になると、なんとなく態度が和らぎはじめます。 3回目のトリックが終わった後で、 彼らはやっとこう考え始めるのです。 「よし、こいつは悪くないぞ」って。 この瞬間、私はやっと観客の心を開き、彼らを マジックの世界に引き込むことができるのです。(略) マジックでも観客の心を開くまでには 3つのトリックが必要なのです。 もしひとつか2つのトリックでやめてしまったら、 私もがっかりすることでしょう。 「どうして観客の心をつかめなかったんだろう? すごいトリックだったのに!何が悪かったんだろう」 と嘆くに違いありません。 でも、何年もパフォーマンスを続けているうちに、 信頼されるには時間がかかるということに、 ようやく気づくことができました。 たったひとつのトリックやジョーク、文章で、 すぐに人の心がつかめるなんて考えるのは愚かなことです。 あなたは自分が信頼できる人間だということを 証明しなくてなりません。 観客の中にある垣根を超える必要があるのです。
![]()
超一流のマジシャンなら、
すぐに人の心を心をつかめるなんて思っていたら、 そんなことはないらしい。 やっぱり、人の心の垣根を超えるためには、 信頼を得ねばならないのだ。 そして、名が知れて、超一流の人でさえ、 1回では信頼を得られず、3回やってこそ… だとすると、凡人の私などは、 最低でも6回以上はやらねばならないだろう。 (回数に根拠はないが…) 少なくても、そんな心づもりでいた方がいいと思う。 1回や2回で、信頼を得られないのは当然のことなのだ。 人からの信頼を得て、 そして、心の垣根を越えるには、 何度も何度も自分を証明しなくてはいけず、 時間も手間もかかるのだ。 そうしてこそ、人の心に入っていけるのだと思う。 ゆっくり、じっくり、焦らず、証明していこう。 |
![]() |
|