■2008年04月09日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
こんな調査結果がある。1953年の
エール大学の卒業生に対して、このような質問をした。 「あなたはゴールを設定していますか」 「そのゴールを書き留めていますか」 「そのゴールを達成するための計画がありますか」 この3つの質問にすべてイエスと答えたのは、 全卒業生のたった3%にすぎなかった。 そして、20年後に追跡調査したところ、 この3%の学生は、残りの学生に比べて、幸せな結婚をし、 選んだ職業でも成功を収め、家庭生活にも満足し、 健康状態も良好だったという。 効果的にゴールを設定すれば、 多くのことが実現できるということだ。 ゴールとは、エネルギーを集中する対象だ。 ゴールをはっきりと定めることでエネルギーを 集中することができる。また、 ゴールに向かって自分が何をすればいいのかが はっきりし、動きやすくなる。
まゆの感想
どうしたら効果的なゴールを設定できるか、この本では、
4つの領域に分けて考えてみるといいと言っている。 A.「緊急で重要」なことがら これは緊急であるだけに「放っておいてもやる」ので、 あまりいいゴールセッテングではない。 そしてこのことがらに忙殺されてしまうことが多い B.「緊急ではないが重要」 この領域が、「ゴールセッテングにもっとも大切な領域」 ところが、緊急性がないためになかなか手をつけない ことが多く、ずっと放っておかれがち C.「緊急だが重要ではない」 この領域に手をつければつけるほど、重要なゴールから 遠ざかり、重要なゴールに達成することは難しくなる。 この領域は、いかに効率よく処理できるかが大切 D.「緊急でも重要でもない」ことがら この領域については放っておくことがいちばんいい。 効果的なゴール設定は、「緊急ではないが重要」 な領域から選ぶことがよく、そのゴールに向かって、 「何を、どれだけ、いつまでに」と具体的なことを 決め、行動していくことが大切ということである。 さて、この4つの領域については、 普段の自分の生活の中でも当てはめることができると思う。 今、自分がやっていることは、どの部分の領域に当たるか、 振り返ってみてはどうだろう。そして、 「緊急ではないが重要」なことを考えてみてはどうだろう。 |
|