■2008年04月06日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
ビタミンにはB,C,D,Eなど十数種類がありますが、
すべてのビタミンが適切量摂れていなければ、 そのほかのビタミンも機能しません。 お肌のためにビタミンCを大量に摂取しても、 他のビタミンが足りなければ効果はないのです。 同じように、私たちものそれぞれに おいて、その密度にふさわしい関係を作る必要があります。 「恋人しか見えない」「仕事が1番大事」と いうときもあるかもしれませんが、長い目で見たときには、 何か1つ欠けてもいけないのです。 また、1つの人間関係が改善すると、そのほかの人間関係も、 おもしろいようにうまくいくようになる、ということがあります。 たとえば恋人との関係がうまくいっていると、職場でも 機嫌良く過ごせ、結果的に職場の人間関係もうまくいく、 という具合です。 逆に、職場の人間関係がうまくいかずに不満な気持ちを 家庭に持ち込み、家族ともギクシャクしてしまうこともあります。 ですから、もしあなたが「恋人との関係をどうにかしたい」と 思うのなら、「ほかの人はどうでもいい」と思うのではなく、 家族、友人、職場の同僚など、あなたを取り囲む人間関係を、 見つめ直してみる必要があるのです。
まゆの感想
この本によると、
●第一層 配偶者、恋人、親、親友など、最も頼りになる大切な存在 密度が濃い関係 ●第二層 友人や親戚など、適切な距離を保ってつき合っている人 ●第三層 私的なことをほとんど持ち込まない、仕事などにおける 人間関係。事務的なつき合いが多い この3つの層のバランスがとれていることが大切で、 第一層がしっかりしていれば、第三層はどうでもいいとか、 第二層がたくさんあるから、第一層は必要ない、 といのは、間違いで、人間関係は相互に絡みあっていて、 それほど単純ではないということです。 つまり、どの層かに偏ってしまっては、 何かあったときに困るのです。 それそれの層に意味があり、たとえば、第二層、第三層が しっかりしていても、いざ、病気になったとき、 親身に世話をしてくれるのは、第一層であったりします。 また逆に、第一層とうまくいっていないとき、 第二層、第三層が助けてくれることもあります。 ついつい偏ってしまいがちが人間関係だけれど、 バランスよく、そして、それぞれの層を大切にしていきたい。 自分のためにも、回りのためにも… |
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