■2008年03月23日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
落ち込んだ気持とか、淋しさ、むなしさ、不安など、
私たちがときに陥ってしまう人間のさまざまなつらい気持ちには、 なにかしら、私たちに対するメッセージが含まれているものです。 私たちは、何かの拍子に、急に不安になったり 心配でたまらなくすることがあります。 そのようなときには、その不安や心配な気持にあまり 振り回されすぎないように気をつけながら、 もう一度自分をとり巻く現実をよく見直してみます。 そうすると、それまでには気がついていなかった 何か危険なことや、対策や準備をもっとよくしたほうがよいと、 わかることもあります。
まゆの感想
とくに、やる気がなくなったり、落ち込んだりするときには、
「とにかく、少しゆっくり休みなさい」 「そして、自分の人生を振り返ってごらんなさい」 というメッセージを含んでいることが多いと言うことです。 何かをしていなければ自分には価値がない、 何かをしてあげなければ愛されない、 何かをしてこそ自分の人生に意味がある、 という「何かをする」「何かをせねば」 などの考え方に縛られすぎて、 自分は十分やっている、頑張っている、 自分は今のままでも価値がある、愛される、 ただ、生きているだけでもすごいこと、 ぼーっとする、余計なことはしない、言わない、 という「ただある」「何もしない」というような 無為の力を忘れがちになる。 人生には、 何かすることが必要なときもあれば、 何もしないことが必要な事もあり、 何かをしてこそ価値があるときもあれば、 何もしないことに価値があることもあるように思う。 少なくても…「何かをすれば」価値がある というものではないと思う。 ときに、 「何かしなくては…」という呪縛から、 自分を解き放してみよう。 |
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