■2008年03月13日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
生きていれば、楽しいときもつらいときもあります。
それは、誰にとっても当たり前のことです。 そのときに気をつけなければならないのは、 つらい気持が強くなると私たちは、ものの見方や考え方が 狭くなったり、固まったり、歪んでしまったりすることがある、 という点です。そうなると現実の中の、 ほんの小さな一部分しか見えなくなってしまいます。(略) ものの見方がせばまると、気持のほうもますます辛くなってきます。 そうして「つらい気持」と「狭い見方」を悪循環をはじめて、 気持がどんどんつらくなってくるのです。(略) そのようなときに大切なことは、もう一度、 柔軟なものの見方、考え方をとり戻すことです。 そのためには、ちょっと立ち止まる。 周りをよく見直してみる。誰かと話す。 「あれかこれか」の二者択一ではなく、 もっとやわらかく考えてみる。 そのような小さな開き直りが脱出の役に立ちます。
まゆの感想
つらい気持が強いときや、悩んでいるとき、
苦しいときなどは「決断をしてはいけない」 といわれるが、私たちは、そのつらさを何とかしたくて、 焦って、えいと決めたり、決断したりしがちだ。 しかし、そんな心理状態のときは、 実はあまり冷静に物事をみてはいないし、 狭くて、歪んで偏った考え方をしているものだ。 そして、視野が狭くなり、勝手に自分が焦って 「はやく、結論を出さねば…」などと、 自分を追い込んでいることが多く、実際には、そのとき無理に、 あわてて結論を出さなくてもいいことも多いはずだ。 だから、そんなときは少し時間をおいて、 つらさが収まるを待ったり、誰かに話してみたり、 少し気持が楽になってから、もう一度考えてみて、 それから決めても、結論をだしても遅くはない。 気持が落ち込んだり、つらいときには、 ちょっと立ち止まってみよう。 それでも、大丈夫、十分に間に合うから。 |
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