■2008年01月16日の「今日のことば」■
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いけないのは、いろいろとわるいところを
探し出してきては気に病むことだ。 足が痛いとか、夜眠れない、食欲がない、 こんな症状から、いろいろと病気を考え出してしまう。 健康には気を付けたほうがいいのは当たり前だ。 だがそれは、いろいろな病気を考え出して、 あれこれと気に病むのとはちょっと違う。(略) 年をとるごとに少しずつわるいところは出てくる。 「無病息災」と言ったのは人生50年時代で、 人生80年時代は 「1病息災」という言い方の方がピッタリとくる。 私などは1病では収まらないので「数病息災」などと言っている。 いくつか持病があったほうがあまり無茶をしなくなるから、 かえって長生きできるということはある。(略) 1番いけない病気は「気に病む」という病気なのである。 ひとつふたつ体にわるいところがあっても、気に病まない。 むしろ積極的に元気ないいところを探して、 それを大切にしていきたい。
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これは、人生の後半を生きていく上での
健康への心構えであると、著者は言っています。 そして、健康にこだわるあまり、 あれもこれもダメ、こうしなくては、 とあれこれと規制して完全な健康体を目指すより、 「健康とは、病気がないことではない。 大切なのは、完全な健康体でいるということより、 自分のいいところを大切にして楽しく生きる、 ということである」 と言っています。 年をとってくれば、 どこかしら痛いところは出てくるし、 わるいところもみつかるし、治りは悪くなるし、 体力はなくなってくるし、疲れもたまりやすくなる。 友人との話題だって、健康のことが必ず出てくるようになる。 それを実感するたびに、ふぅとため息のひとつも出るが、 でも、これが人間の自然な成り行きなのだと思う。 あまり病気を大げさに考えず、気に病まず、 そして嫌わず、完璧な健康体であろうなんて考えずに、 ひとつふたつは当たり前の気持ちでこれから後半を 生きていきたいものだと思う。 |
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