■2007年10月31日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
あなたの意見に9割の人が反対したら…
ヒット商品は、企画段階では、 全員が発売に反対したものが多いという。 市場調査や業界動向を見ても、そのデータはすべて 「ノー」だったりしたもので、 「データでは確かに見込みはないが、どうも気になる。 私が責任を持つから、やってみたい」 と、責任者が賭けをしたものに、 大成功の例が多いという結果がでている。(略) 厳しい反対意見がでるような企画には、何か 特別な魔力が隠されていると考えるべきである。 否定という形は、マイナスではあっても、 他人の心の琴線に強くふれるものであるから生ずるのである。 もし、あなたの出した企画が9割の人間に反対されたら、 むしろ可能性があると思って自信をもつべきである。 「6割賛成、4割反対」などの、ダラッとした 平均値がいちばんいけない。 平均からは、真のピックプロジェクトは生まれないのである。
まゆの感想
この話しの元になっているのは、
アメリカ企業のなかで、売上が急激に伸びたり、 ヒット商品を発売した会社の、企画から発売への プロセスを調べた「エグゼクティブESP」 という本の中の調査結果である。 今日の話しも、かなり心に引っかかった。 すべてがすべて、こうではないと思うが、 確かに9割の人が反対する意見、企画というものにも、 何かパワーがあるのかもしれないと思えた。 反対の力、否定の力、マイナスの力… きっと、何か人の心を動かす「魔力」があるのだと思う。 「9割の人間に反対されたら、むしろ可能性がある」 可能性は、どこにあるかわからない… なるほど、そんな考え方もできるし、 そんな状態でも、考えてみる価値はあるのだと思った。 また、いつも平均的な見方をせずに、たまには 逆方向から考えてみることも、必要なのではないかと思った。 |
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