■2007年10月18日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「強い人」が強いとは限りません。
「強い人」とは、強くなろうとして、自分1人の 力をどんどん開発していくから、ある程度までは 強くなれますが、おのずと限界があります。 しかし、何でも自分でやってしまおうとするので、 その限界にぶつかり挫折してしまいやすいのです。 「自分は弱い」と思っている人は、 自分1人の限界を自覚し、他人の協力を得ようとしたり、 周りの人の力を活用しようという発想になるので、 多くの力を結集させて、結果的に人間1人では 到底できなかったような大きなことが成し遂げられるのです。 そして、「弱い人」ほど、個人の潜在能力をはるかに超えた、 大いなる本当の力に目覚めやすいのです。
まゆの感想
この本には、こんなことも書いてあります。
「自分1人で何でもかんでもやってしまえることが、 必ずしも能力があるということではありません。 自分1人だけで何でもやろうとすると、 必ずどこかで限界が来ます。 もちろん、何でも他人にやってもらうことが いいわけではありません。 むしろ自分で解決できることは、人の手ばかり借りずに、 自分1人で解決することも大切です。(略) しかし、人に手伝ってもらうことができれば、 そこに限界はありません。 何かわからないことがあれば、素直に 良く知っている聞けばいいのです。(略) 重要なことは、 「自分でする」という選択肢と、 「他人にしてもらう」という選択肢を、 自由自在に使い分ける。 人間にはそれができるということです」 そういえば、松下幸之助さんも、 「生来からだが弱かったがために、 人に頼んで仕事をしてもらうことを覚えた。 学歴がなかったので、常に人に教えを乞うことができた」 と言っていた。 (出典:「人生心得帖」) 必要な時には、 人の力も借りる、人の力も活用する、 手伝ってもらう、教えてもらう、 このことを忘れないようにしたい。 |
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