■2007年10月10日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
わかり合えない人とは、わかり合えないままでいい。
そう思えるようになると、人間関係から 無理や無駄が省かれていき、その分、 わずらわしさがなくなっていきます。 本当に理解し合える人は、ごくわずかでいいのです。 そのわずかな人が十分、あなたの人生を支える存在に なってくれるはずです。
まゆの感想
この本の中に、こんな話しが書いてあります。
「人間関係の悩みを訴えてくるクライエントには、 「同僚とどうしてもうまくいかない」 「仲間に嫌われているみたいだ」と 悩んでいる人が少なくありません。 ところがよく話しを聞くと、ひとりか2人としっくりがいかない。 仲間のうち、会うと気詰まりな人が、2,3人いる程度、 ということが多いのです。 なぜ、その程度でそんなに深刻に悩んでしまうのでしょう」 この本によれば、これは、 「すべての人とうまくやっていこう」 という思い込みからだということです。 世の中、わかり合えない人も、なじめない人もいる。 どこに行っても、1人や2人はすぐに見つかる。 そんな人とも無理してうまくやっていこうなどと思うと、 かなり疲れてしまうことになる。 私はそんな人たちとの付き合いは、 無理して、うまくやっていこうとか、 仲よくやろうなんて思わなくてもよくて、 最低限、失礼のない程度でいいと思う。 無理せず、上手に距離をとって付き合った方が、 結果的に適度に付き合っていけると思うのだ。 そして、そんな人たちに気を使うより、 本当に理解し合える人を見つけて、 関係をつくりあげていく方がいいし、 今、自分のことをわかってくれる人がいたら、 その人を、大切にした方がいいと思うのだ。 何かあったときに、自分の話に耳を傾け聞いてくれ、 支えてくれるのはそういう人だからだ。 そして、そういう人は、数ではなく質だと思う。 |
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