■2007年09月08日の「今日のことば」■
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大切なのは、やはりまず信頼すること。
信頼することによってだまされるとか、 それで損をするということも、 ときにはあるかもしれませんが、 かりにそういうことがあったとしても、 信頼してだまされるのならば自分としてはそれでも本望だ、 というぐらいに徹底できれば、 案外人はだまされないものだと思います。 自分を信じている人をだますということは、 人間の良心がそうは許さないのでしょう。 “人間というものは信頼に価するもの” そう言ってよいのではないかと思うのです。
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“人間というものは信頼に価するもの”
こう、言えるってすばらしいなぁと思う。 私も、こうありたいと心から思う… なかなかそうはできない自分がいるけれど。 この本の中に、こんな話しが書いてある。 簡単にまとめるとこんな話しだ。 電気器具の製造を初めて間もない頃、人を雇い、その人達に、 製造のノウハウを教えるかどうかという問題に持ち上がった。 当時は、そのノウハウは、教えないことが常識だったそうだ。 そのノウハウが事業の生命線だったから。 松下さんは、雇って間もない従業員を全部信頼して そのノウハウを完全に公開する。 その他にも、事業の拡大のために、商品開発を一気に任せ、 若い人も信頼して、どんどん事業展開を任せた。 こんな体験から、人を完全信頼し、完全に任せることの 意味や大切さを身にしみて感じたということだ。 そして、松下さんは、こうも言っている。 「生来からだが弱かったがために、 人に頼んで仕事をしてもらうことを覚えた。また、 学歴がなかったので、常に人に教えを乞うことができた。 自分は人を信じないでは、やってこれなかったのだ」 どんな事情があれ、状況であれ、 人を完全に信頼し任せるのは…並大抵のことではないはずだ。 おそらく、裏切りもあったと思う。 それを越えて、それを成し遂げて “人間というものは信頼に価するもの” そう言えること…すばらしいなぁ、としみじみ思う。 |
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