■2007年09月07日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
最初から大きなゲームはできない。
ささやかなゲームに勝てば、 次はもう少し大きなゲームに参加できる。 それにも成功したら、ゲームはさらに大きくなる。 小学校に入ったら、まず一年生から始める。 それが終わったら2年に進級し、さらに3年生になる。 これは効率の良いシステムであり、つまるところ 「自分のレベルが上がれば、 参加できるゲームも大きくなる」 ということだ。 しかし私たちは、 この考えをふと忘れてしまうことがある。(略) 人生はいつでも少しずつ進んでいる。 だから絶えず問いかけよう。 「いま持っているもので何ができる?」と。 「大したことはできない」と答えているあいだは、 何も変わらない。
まゆの感想
この本に、こんな事例が書いてある。
「キャンディはスター歌手になることを夢見て、 地元のバーで働いている。 「観客が100人もいれば、すごいショーを見せるわよ。 たったの6人のしょぼいお客の前で、 才能を浪費するなんてもったいない!」 もしキャンディが、その6人を大いに楽しませることが できたなら、次にお客は12人に増える。 やがて聴衆は100人になり、 いつか1000人収容のホールが満員になるだろう」 この話しの中に出てくるような気持ちを持つことはある。 今やっていることを、バカにしてみたり、 つまらなくて、何の役にも立たないと思ったり、 こんなところで、本当の自分の力をだせるかと思ったり。 だいたいは悔し紛れの言い訳なことが多い。 しかし、今日のことば通り、最初は一からで、 最初から大きなゲームに参加することはできないと思う。 目の前にいる人を満足させなければ、 その先の人を満足させることはできないし、 大勢の人を楽しませることできないのではないか。 また、今の自分のやるべき仕事を、 自分の力のいっぱいを出してやり遂げてこそ、 次の仕事につながり、やっていける自信にもなり、 回りの人の信頼も勝ち得ていくのではないか。 回りの人は、その人の才能や能力だけでなく、 その人のやる気や姿勢もちゃんと見ているのだと思う。 まずは、今の自分の力を出し切ること、 そして、自分のレベルを上げていくこと、 このことを、忘れないようにしたいと思う。 |
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