■2007年09月04日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
心理学のデータでは、ほめるのと建設的な批判の比率は、
だいたい「2対1」になるようにすると よいことがわかっている。 批判ひとつするなら、その2倍はほめましょう、 という意味である。 批判を2つするなら、ほめ言葉は倍の4つくらいは しなければならない計算になる。 ほめてばかりいても、 「あいつは他人にへつらっている」という悪評を 立てられるかもしれないし、まったくほめなくても、 他人に嫌われてしまう。 難しいのは、そのバランスをとることだ。 その最適なバランスこそ「2対1」なのである。
まゆの感想
つまりこんなふうにするということらしい。
「本当に努力しているな。私はちゃんと見ているよ」(ほめる) ↓ 「ただ、仕事の効率が悪いような気がするんだ。 そうしないためには…」(建設的な批判) ↓ 「よし、これを続けろよ、期待しているんだから」(ほめる) ほめ言葉で批判をサンドするわけだ。 1.ほめて 2.建設的に批判し 3.最後にまたほめる 以前も、紹介したことがあるが、これが 「サンドイッチ法」と言われるものである。 確かに、こんなふうに言われたら、 聞く耳を持つし、プライドを傷つけられたように感じない。 素直に「そうですね、わかりました」と言えそうだ。 ほめことばだけでは、ウソっぽく皮肉に感じることもあるが、 逆に、批判ばかりされては、話しを聞く気にもならない。 「批判を、ほめことばでサンドイッチする」 「ほめことば2に対して、建設的批判1」 きっちり覚えておこうと思う。 また、このとき大切なことは、 批判するときは、あくまで建設的に前向きにすること、 それと、ほめるとき、漠然とではなくて、 (例えば、いいね、ではなく、○○がよかったね) ちゃんとあなたを見ている、ということが 伝わるほめかたをするといいということである。 |
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