■2007年08月22日の「今日のことば」■
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よく
「人を外見だけで判断してはならない。 大事なのは中身だ」といわれる。 このフレーズ、半分は正しいかもしれないが、 半分は正しいといえない。 正しくは、 「人間は中身が大事である。 しかし外見も大事である。 人は往々にして、 中身が外見に現れるものだからである」
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この本にはまた、こう書いてある。
「外見は、あなたが口を開いて自らを語る前に、 あなた自身を代弁する。 あなたが外見から判断するように、他人もあなたを 外見から判断しているということを忘れてはならない。 外見とはファッションだけではない。 その場に応じた立ち居振る舞いや言葉遣い、 そして時や場合にふさわしい行動」 かつて、服も買えない、貧富の差がありすぎた頃は、 人を外見で判断してはいけなかっただろうが、 現代では、自分の意思で外見を整えることができ、 外見にはっきりと自分が反映されて、 「どう自分が見られたいか」が、現れると思う。 そして「外見ではない」と、これを軽んじると、 やっぱり痛い目に合うように思う。 (よっぽど特出した中身があれば別かもしれないが) その場にあった服装や、礼儀知らずにならない程度に 外見を整え、振る舞いをすることが、自分を守るためにも 回りに人たちを不快にしないためにも必要だと思う。 もっとも… 外見で判断されない世界も一方では必要だと思う。 丸ごとの自分を受け入れてもらえる世界だ。 このバランスがとれてこそ、だとも思う。 中身が育つまで、自分を知るまでには時間がかかるからだ。 外見と中身…うまくバランスをとりたいものである。 |
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