■2007年08月10日の「今日のことば」■
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自分がいま苦しむのは良いこと、
家族がいま苦しむのは良いこと、 会社がいま苦境に立たされているのは良いこと、 日本がいま不況に喘いでいるのは良いこと… このように考えられる人は強いと思う。 そして、どんな環境にあっても、最善を尽くす。 言い訳をしないで最善を尽くす。 道はそこからしか開かれない。 「艱難(かんなん)汝を玉にす」という諺があるが、 成長や修行という観点から見れば、マイナスのことが 起こらないと人間はなかなか伸びない、というところは確かにある。 苦しみを受け止めて、その苦しみを自ら鍛え上げる手段にする。 このとき、人はさらなる成長を遂げられるのだと思う。
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こんなふうに、起こったことすべてを
「良いこと」とは、なかなか思えないし、 最善を尽くす、などこれまたなかなかできないが、 しかし、こう思った方が、こうした方が、 腹の底の方から力がじわじわとわいてくるように思う。 起こったことのすべてを、 良しとして、自分の中に受け入れて、 「よし、わかった。その通りだ。 じゃ、やってやろう」 と思えると、本当の覚悟ができるように思う。 ついつい、起こったことをあれこれと考えたくなる。 ああでもない、こうでもない、自分は悪くない、 誰が悪い、環境が悪いと言いわけもしたくなる。 しかし、そんなことからは、覚悟は決してできないし、 覚悟ができないと、人は、ふらふらとして定まらず、 前に進んでいけないのではないか。 人それぞれ、覚悟の仕方は違うと思うけれど、 腹の底からの、本当の覚悟ができると、 人は、強くなり、前に再び進んでいけるように思う。 |
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