■2007年08月05日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
誰かを傷つけることと自分が傷つくことって、
実は表裏一体のこと、同じ心の状態が作り出す 裏表のようなのです。 簡単にいってしまえば、傷つきやすい心は、 ひょっとしたときに 誰かを傷つけてしまいがちな心でもあるのです。 なぜかといえば、傷つきたくないと思えばこそ、 自分を過剰に守ろうとするからです。 自分を過剰に守ろうとするために、 ついつい誰かを攻撃してしまうのです。 これまでにたくさんの動物と暮らしたことのある人なら、 よくご存じでしょう。犬でも猫でもそう。 臆病な性格の動物ほど、ちょっとしたことで 攻撃的になります。 自分が傷つけられるのが怖いから、 いつもびくびくしているからこそ、 牙をぬいたり爪を立てたりしてしまうのです。
まゆの感想
傷つきたくない…誰もがそう思う。
誰だって、傷つきたくない。 ましてや、引きずるような痛い傷なんて負いたくない。 しかし、人生、 傷つかずに生きていくことなんてできないと思う。 どんなに自分をガードしても、どんなに強がっても、 どこからか矢は飛んでくるし、いろんな人もいる。 傷つかない人生を生きるなんてできないように思う。 だから、 人生は傷つくことがある、ということを受け入れて、 傷つくこともまた人生、と割り切った方が 生きやすいように思う。 過剰に自分をガードすれば、おそらく、 知らずに、まわりの人を傷つける… 心を過剰の閉ざすことになるから。 傷ついたって、自分は生きていける、 傷ついたっていいじゃないか、そんなこともある、 ちょっとくらいの傷は、勲章だ、 くらいに考えるのがいいように思う。 それに、自分だって知らずに、 誰かを傷つけることもあるのだから、 傷ついているのは、自分だけだ、なんて 思い込まないようにしたい。 |
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