■2007年06月22日の「今日のことば」■
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私たちの頭は、
今までの経験(つまり、今までに蓄積した全て事柄)に マッチしている考え方を「正しい」と思う傾向がある。 たとえば、本書を読んでいて、 今まで自分が思っていたことと同じ考え方が出てくれば、 「そのとおり!この人の言うとおりだ」と思い、 「素晴らしい本だ!」ということになる。 だが逆に、今までの経験に合わない考え方には 反発を感じ、たとえば「これは違う!」 「そんなふうに考えることはできない」 「そんなに簡単なはずがない」と思うようになる。 だが、「こんな考えはダメだ」と思ったときこそ、 とくに注意深くなる必要がある。 なぜなら、そのときこそあなたが今まで 見聞きしたことのない考え方と直面しているからである。 それは、あなたが今まで知らなかった思考法なのだ。 あるいは、知ってはいても、 そういう生き方をしてこなかったのだ。 だから、これから新しい生き方をしようと思っているなら、 そうした考え方にぶつかるたびに、 関心をもつことが大事なのである。 その考え方のなかに、あなたの将来の成功のカギが 隠されているかもしれない。
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経験していることは、なんとなく安心できる。
わかっている、と思えるし、予測もつくからだ。 しかし、よく考えてみれば、自分が経験していることなど、 ほんのほんのちょっとばかりなのだ。 世の中は広いし、自分の思いもつかない経験を している人は、山のようにいる。 自分の持っている経験ばかりにこだわっていると、 新しい経験はできないし、知恵も増えないし、 生きる幅も、人間としての大きさも増えない。 もっといい経験ができるかもしれない可能性も潰してしまう。 異質な考え方に出合ったとき、 今までの経験や思いから、あれこれ判断したくなるが、 それはそれとして置いておいて、 全く新たな気持ちで、受け止めてみるといいと思う。 「今までこう考えていたけど、それはさておき、 こういう考え方をしてみるとどうなるだろう」 「こんなことはやっても無駄だと、思っていたけれど、 やってみたら、どうかしら…」 などなど、ちょっと幅をもたせて、新たな考え方、 新たな体験をしてみるのもいいと思う。 |
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