■2007年06月20日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
過大な期待は不幸のもとです。
どんなことでも、期待しすぎるとがっかりするものです。 期待の大きすぎる人は、毎日失望しながら 生きていかなくてはなりません。 わたしと夫はよく試写を観にいきますが、 そのときは批評など何も読まずに白紙の状態で 見るほうが楽しめるような気がします。 逆に「最高だ!」という批評を読んでから観にいくと、 「それほどでもなかった」と思うことが多いのです。 休暇旅行、パーティ、レストランの食事もみな同じです。 人生についても、やはり同じです。 期待や要求を何も持たずに、あるがままの今をエンジョイする… それがもっとも幸福な生き方かもしれません。
まゆの感想
期待を胸いっぱいふくらませ過ぎると、
自分がその期待を勝手にふくらませたにもかかわらず、 その期待がはずれると、がっくりして、 その期待したものにも、期待した自分にも、 怒りさえ持つようになってしまう。 自分の期待に、ぴったりと来て、そして、 期待以上なんてことがそうそうあるはずもない。 それがあったら、本当にラッキーなのだ。 例えば、逆の立場に立って考えてみれば、 自分が期待以上を、与えることができるかと 考えれば、そのむずかしさもわかると思う。 相手の期待がどれほどのものかわからないし、 本当は何を期待しているのか…わからないことが多い。 こう期待しているに違いないとこちらが思っても、 それが、本当に一致しているかどうかはわからない。 相手は、実は、がっくりときているかもしれないのだ。 たぶん、みんな自分なりに、期待に応えたい、 期待にそいたいとは思ってはいるのだ。 しかし…、悲しいかな、 それぞれの期待はズレていることが多い。 自分自身に期待することは大いに好きにやっていいが、 自分以外の誰かに期待すること、何かに期待することは、 ほどほどで、過大にしない方が、自分のためでも、 周りのためでもあると思う。 そしてもし、期待以上であったら、 大いに、心から感謝するべきだと思う。 |
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