■2007年06月01日の「今日のことば」■
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善意からの親切やサービスは、
それを相手が望んでいるときに、 それに応じられるというのが理想的だろう。 大切なことは「さりげなさ」なのだ。 このさりげなさができるのは、じつは本当に相手の 立場を思いやっているからこそ可能なことなのだ。 また、その人自身が謙虚という美質を有していて 初めてありうることなのだと思う。 つまりは、相手に心の負担をかけぬよう心づかいしつつ、 その人のために何か手助けになることをしようとする、 レベルの高い善意の行為。 こういうことができる人は、人間社会における、 人と人との距離感の読める人である。
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自ら進んで、善意で誰かに何かをしてあげるとき、
相手の状況を読み、相手が本当に何を必要かを知り、 その上で、相手の心に負担をかけないように、 そして、それがさりげなくできる人は、すごい人で、 これができる人は、本当の意味でやさしくて、 器の大きな人なのだと思う。 人は、自分が何かをしてあげたとき、どうしても、 やってあげたと思いがちで、それを言いたくなる。 そして、それを相手にわかってほしいし、 できればその見返りがほしいと思う。 せめて、感謝の気持ちだけでも欲しいと思う。 自ら、進んでしたことに対してでもだ。 しかし、逆のしてもらった立場になったら、 恐らくこう思うのではないだろうか。 「ありがたいけれど、やってくれと頼んだわけではない。 それなのに、そのことに対して 感謝してくれ、何か見返りをくれと言われても困る。 そんなことなら、してくれなくていい…」 こんなふうに思われないために、 自分がしてあげたかったんだから、それでいい、 相手が気づこうか、気づくまいか、それでいい、 それよりも、本当に相手に役立ったろうか、 相手の負担にならなかったろうか、 そんなことを思ってしたい。 自分が自らの意思でやってあげるときは、 あくまで、さりげなく、相手に負担をかけずに、 必要なことを、必要なときに、 この基本を忘れないようにしたい。 |
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