■2007年01月24日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人はこれまでの自分の経験の範囲でしか、
他人を評価できません。 例えば、「学校にはいくべきだ」 「まじめに一生懸命働く人は偉い」 って「常識」、本当に「絶対」なのかしら? 学校に行かなくたって、自分らしい道を 見つける子もいるし、仕事はさっとすませてしまって、 趣味を楽しんでいる人だっています。 大切なのはどうすれば、その人が最も 心地よく生きられるか、それだけなんです。 結局、人は、これまでの自分の経験でしか、 他人を評価できないんですから、 可能性を広げようとする人、 もっと大きくなろうとする人を、 「当たり前の常識」で押しつけて、 枠に閉じこめようとすることは、 決して心地よいことではないのです。
まゆの感想
人は、自分がした経験の中で判断する。
もしくは知っていることの中から判断する。 その世界はその人独自のものだ。 そして、恐らくとても狭い。 しかし、その経験や知っていること以外、 判断基準がないので、その範囲内で判断する。 評価したり、それが常識だと思ったりする。 そして、それを人に押しつけたりもする。 それが、正しいことのような気がして… しかし、人はそれぞれ、 経験した世界も、知っている世界も違う。 また、今、必要なもの、求めているものも違う。 だから、経験や知っていることを教えられても、 今されている評価も、常識だと言われたことも、 これから自分が生きていくのに、 役立つこともあれば、全く役立たないこともある。 人の判断や、評価、常識を、絶対視したり、 自分のそれを、他人に押しつけたりしては、 いけないな、と思う。 |
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